袋入りに生グソ!? ご当地かき氷の世界が深い

袋入りに生グソ!? ご当地かき氷の世界が深い

頭キーンも味のうち?
暑ければ暑いほどおいしいかき氷。今年はおしゃれなかき氷店が話題になっていますが、実はその地域でしか食べられない「ご当地かき氷」も大人気。その味も由来も、意外に深いのだとか……。

■袋入りかき氷(九州)

「え!? かき氷は袋タイプでしょ?」。そう、満遍なくシロップがかけられ、1袋60円(税別)というお手軽さで売られている袋タイプのかき氷は、九州人にとってデフォルト的存在のかき氷なのである

関東出身の筆者は見たことがありませんでした! 60円とはお安い♪ いろんな味が手軽に楽しめて良いですね! シロップがかかっていないところがないのがポイント高し☆

■生グソ(秋田県秋田市)

大きな果肉入りの生果汁をシロップに使い、ソフトクリームを乗せたメニューが特徴のかき氷は、「生レモン・ソフト」(400円)、「ネクタリン・ソフト」(430円)、「巨峰ソフト」(480円)など約70種類。1番人気は、常連客が略して「生グソ」と呼ぶ「生グレープフルーツ・ソフト」。

秋田県秋田市の広栄堂で食べられるかき氷は、名前のインパクトに反して、生のフルーツをたっぷり使った丁寧な作りのかき氷でした! かき氷と一緒にソフトクリームも食べられちゃうなんて、贅沢☆ グレープフルーツ以外のフルーツも、かなり気になりますね♪ 食べに行きた~い!

■酢だまり(山形県山辺町)

山形県山辺町の『酢だまり氷』は、かき氷に酢と醤油を半々ぐらいに混ぜた『酢だまり』(酢醤油)をかけたもので、明治末期~大正時代頃には食べられていたそうです。この辺りのかき氷屋さんはこの『酢だまり』をかけたトコロテンを扱う店も多かったのですが、特に暑い時期にはトコロテンにかき氷をかけ、冷たくして食べていたとか。これが『酢だまり氷』の起源と推測されているんですよ。

山形県山辺町で食べられているかき氷は、まさかの酢醤油味! 由来を聞くとなるほど。それが「地元の味」として定着するということは、やはりおいしいのでしょうね。杉の葉っぱが刺さった醤油瓶も雰囲気が出てます♪

■みかん氷(神奈川県横浜市)

これはズバリ、かき氷にみかんの缶詰をかけただけ!のものなんですが、このシロップがしみた氷がまた美味しいんです!暑いとあっという間に溶けてしまって、みかんwith冷たい汁みたいになりますが、それもまた美味しかったり…。

横浜スタジアム限定なのは、缶詰みかんがたっぷりのった、シンプルなかき氷。お酒が飲める方向けに、焼酎のソーダ割が入ったみかん氷もあるとのこと! キーンと冷えたアルコールとみかん、おいしそう!

■黒熊(鹿児島県鹿児島市)

「黒糖」から作った黒蜜が自家製ミルクと絶妙にマッチ!ピーナッツ、きな粉、白餅と、さまざまな食感のトッピングがいいアクセントになっています。 ちなみに、見た目は桜島をイメージしています。

あの有名な白くまに、黒バージョンもあったとは! 黒蜜とひんやりスイーツの相性は抜群ですものね。元祖はこちらの鹿児島県の天文館むじゃきですが、白熊同様に、今では各地のかき氷店が工夫を凝らした黒熊を提供しているようですよ。


各地にあったご当地かき氷。由来もさまざまで、おもしろいものがたくさんありましたね。さて、どれから食べに行きましょうか?

(田中いつき+ノオト)

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