実写「進撃の巨人」ロケ地の軍艦島へ行ってきた!

実写「進撃の巨人」ロケ地の軍艦島へ行ってきた!

【コヤナギの切り身vol.18】
ざす! 身長は160cmで平均的なコヤナギユウだよ。

身長60mの超大型巨人も登場する漫画「進撃の巨人」がこの夏に実写映画化するね。ロケ地は廃墟の聖地といわれる、長崎の「軍艦島」!

現在、軍艦島は観光用の上陸ツアーで遊歩道から見学できるけれど、遊歩道から見えるのはやっぱり一部。

実はわたし、2013年に長崎市の特別な許可を得て上陸させてもらったことがあるんだ。そんなわけで、実写版「進撃の巨人」公開に先駆けて、劇中で主人公が暮らしていた街「シガンシナ区」(!?)のロケ地、軍艦島をお散歩してみよう! ツアーでは見られないエリアや内部も写真で紹介するよ!
桟橋から上陸して、逆時計回りで島を一周するよ。
実は「軍艦島」は俗称で、正式には端島(はしま)といい、江戸時代に炭鉱が見つかってから、明治後期に本格的な海底炭坑として開発。小さな島をコンクリートで拡張し、広さは東京ドーム5個分ながら、最盛期は東京の9倍の人口密度の5200人が暮らしていたそうな。ではいったい、どんな暮らしだったんだろう。
とにかく海が荒れがち。フェリーはどんぶらこと揺れて桟橋に到着!
こちらは一般見学ルートから。行動できる範囲は限られているけれど、迫力ある写真が撮れるスポットだらけ。
時代は石炭から電気へ。国のエネルギー政策の変更にともない、軍艦島は1974年に閉山。台風や海風による塩害にさらされて、現在の姿になった軍艦島。日本最古の鉄筋コンクリート造りの建造物もあることから、建築学上も非常に貴重な島なんだって。
いよいよ一般見学ルート外へ。長崎市の特別な許可をいただいて上陸しています!
これは石炭を運ぶコンベアー跡。
まず最初に到着したのはこちら。小中学校!
一見立派な建物だけど、裏側は土台が波にさらわれ土台がむき出しに。いつ崩壊しても不思議じゃない。
体育館には心ない人の落書きが……。
低階層は比較的内部もきれい。視聴覚室的なところだったと思われる教室。
5階以上になると風当たりが強いためか破損がひどい。
教室もご覧のありさま。
次は学校をすり抜けて鉱員の社宅へ。
バーン! このかっこいい建物は鉱員社宅。そして……。
屋上へ続く階段になぜか木がお出迎え。
その先には、温室が!
屋上には滑り台! ここは保育園跡。
玄関には木を、温室にはたくさんの植物を育て、人工の島である軍艦島で育つ子どもたちに、少しでも自然に触れてもらおうという工夫がこらされていた。

強制労働があったと噂される軍艦島だけれど、実はそんなことなかったそうだ。
さらに他の鉱員社宅を見てみよう。
このフォトジェニックな階段は、急なことから「心臓階段」と呼ばれていたらしい。
社宅の廊下に、犬小屋!
室内の様子。これで若い坑夫向けの狭い方の部屋。
当時炭鉱夫は、危険にさらされる職業であるため高収入だった。特に軍艦島は高収入で、「家電三種の神器」といわれるテレビ、冷蔵庫、洗濯機の普及率が高かったそう。そのため、従事希望者が多く順番待ちだったらしい。
インスタントコーヒーのラベルなんか見ると、割と近代なのかなと思うけれど……。
キッチンは……かまど! 明治に建てられてるんだもんね。
特殊な形も太陽光を取り入れるため、廊下に中庭を設けてある。
また、婦人会では屋上庭園を作って、珍しい植物を育てていたそうだ。
だからサボテンとか生えてる。
暮らしに欠かせない信仰もあった。春には祭りがあってお神輿も出る。
施工した職人が隠れキリシタンだった形跡が。長崎らしい。
そしてこちらが島一番の好立地にある最上位クラスの職員の社宅。眺めが素晴らしく部屋が広いが、これは社交場であったため。島が小さく娯楽が少ないので、部下を招いてホームパーティーを開くのが上官の勤めでもあったそうだ。
屋上から軍艦島を一望してみた。奥に見えるのは小中学校。
一般見学ルートが見えた。
ぼろぼろになってしまっているが、これは映画館跡。
炭鉱施設も塩害にやられぼろぼろ。
事務所跡の赤煉瓦の前まで戻ってきた(著者近影)!
石炭を拾ったよ。これが「黒いダイヤ」だ。
世界遺産に登録し保存しようという動きもあるけれど、ご覧の通り荒れ放題の廃墟。わたしも、長崎市から特別な許可をいただいたけれど、きっちり「死んでも文句言いません!」っていうサインを書いて挑んだくらい、本当に危ないところだから、くれぐれも軽率な上陸や探検は厳禁だよ。命あってこそ、だからね。
ここは絶対撮影に使われてるだろうな〜!
劇場の三浦春馬さんエレンも生き残れるかな。

個人的には石原さとみさんハンジが気になるよ!

本当にリヴァイ兵長は不在なのかな……!?
超大型巨人目線。
ああ、ついただの雑談に。

今回も長くてごめん!

ここまで読んでくれてざすざす!

んじゃ、また!
P.S

軍艦島ツアーをもっと楽しみたい人は、長崎大学インフラ長寿命化センターが「軍艦島プロジェクト」で作った精巧な3D動画もおすすめだよ! 写真をもとに作られているから、よく見るとスタッフが映り込んでいるらしい。
軍艦島3D
(出典 : YouTube/長崎観光

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