雨の日はおうちで楽しもう♪ インドア趣味マンガ3選

雨の日はおうちで楽しもう♪ インドア趣味マンガ3選

思い切ってチャレンジしてみる!?
外に出かけるのが面倒になる雨の日。でも、家の中でできる趣味を始めると、雨の日も晴れやかな気持ちで過ごせるかもしれません。今回は、インドア趣味をテーマにしたマンガ3作品を紹介します。

■『とめはねっ! 鈴里高校書道部』(河合克敏/小学館)14巻(完結)

「書道」と聞くと、地味だし退屈そう……と思う人も多いかもしれません。でも、この作品を読むと、そのイメージが覆されるはず。舞台は高校の書道部。新入生歓迎会で披露された書道パフォーマンスは、まるでスポーツのような迫力で、主人公を驚かせます。しかも、書いたのは「青春アミーゴ」の歌詞! 書道初心者の主人公たちが、個性豊かな先輩たちに手ほどきを受けながら成長していくストーリーなので、読者も書道を基礎から学べます。想いをこめて文字を書くことに集中すると、心がスッキリしそう。馴染みのある言葉でも「書」にしてみると新鮮な驚きがあることに気づかされますよ。作中で引用される書道のプロの作品にも注目です。

『しゃべれども しゃべれども』(原作:佐藤多佳子、漫画:勝田文/白泉社)全1巻(完結)

原作小説が映画化もされた本作。丁寧な人物描写と、テンポのよいストーリー展開で描かれた漫画版も秀作です。主人公の落ちこぼれ落語家の元に、噺(はなし)を習いにやってくるのは、吃音症で悩むイケメン、関西弁を標準語に直したい小学生、仏頂面の美女、強面の野球解説者など「ワケあり」の面々。それぞれに悩みを抱える彼らはやがて、落語を通じて本当に大切なことに気づいていきます。巻末には有名な古典落語の解説付き。でも、解説にはサゲ(=落語のオチ)が書かれていません。続きが気になった方はぜひ、落語について調べてみてください。梅雨が明けたら寄席に行ってみるのもいいかも♪

『SHIORI EXPERIENCE ジミなわたしとヘンなおじさん』(長田悠幸、町田一八/スクエア・エニックス)4巻(未完)

地味なアラサー高校教師の主人公紫織(シオリ)が、ある日部屋の押し入れを開けると、そこには天才ギタリスト、ジミ・ヘンドリクスの幽霊(?)が! ジミヘンに取り憑かれたシオリは、ギターと共に押し入れにしまい込んでいた音楽への想いを再燃させていきます。とんでもない設定ですが、自分の情熱に従うことの大切さと、音楽を演奏することの快感が余すことなく描かれている作品です。シオリが封印していた夢は、バンドを組んでステージでライブをすること。彼女は軽音同好会を立ち上げ、吹奏楽部をクビになったサックス奏者や、元野球部キャプテンらと一緒に夢を追いかけ始めます。音楽に魅せられた登場人物たちの演奏シーンは臨場感たっぷりで、実際に音が聞こえてくるかのよう。読み終わった後は、無性に音楽をやってみたくなるマンガです。あなたの部屋の押し入れにも、しまい込んだ楽器はありませんか?

マンガを読んで興味が湧いたら、新しい趣味の世界に、思い切って挑戦してみてもいいかもしれません。お気に入りのインドア趣味で、梅雨の季節も楽しく過ごしましょう♪

(岩崎由美/マンガナイト+ノオト)

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