本屋大賞に国際アンデルセン賞受賞! 話題の作家、上橋菜穂子さんって?

本屋大賞に国際アンデルセン賞受賞! 話題の作家、上橋菜穂子さんって?

活字が苦手な人にもおすすめ!
毎年、本屋さんが本当に売りたい本を投票で選ぶ「本屋大賞」。2015年第1位に選ばれた作品は、上橋菜穂子さんの「鹿の王」(KADOKAWA)!
架空の世界を舞台にしたファンタジー作品。主人公のヴァンは、故郷を守るため帝国と戦うものの、岩塩鉱に囚われてしまいます。ある夜、謎の犬の集団が岩塩鉱を襲い、奇病が蔓延。その混乱に乗じて逃げ出したヴァンは、ある幼子ユナと出会います。2人の運命やいかに!?

上橋さんといえば、2014年3月に「国際アンデルセン賞」を受賞したことでも話題を呼びました。

「国際アンデルセン賞」は1956年に創設された児童文学の本の分野で最も歴史と権威のある国際的な賞です。2年に一度、子どもの本の世界に最も貢献した作家1名と画家1名に送られます。選考水準の高さから、児童文学のノーベル賞と称されています。

東京・池袋にあるジュンク堂書店本店の児童書コーナーには、なんと、上橋さん専用の棚まで!

■そんな話題の人物、上橋さんって一体どんな人?

1962年、東京都生まれの上橋さん。大学では文化人類学を専攻し、オーストラリアの先住民族「アボリジニ」を研究していました。1989年、大学院生時代に書いた小説「精霊の木」(偕成社)で児童文学作家デビュー。主な作品は、女盗賊バルサと皇子チャグムの物語を描く「守り人シリーズ」(偕成社)や、不思議な力をもつ少女エリンと孤高の獣「王獣」との運命を描いた「獣の奏者シリーズ」(講談社)など。ともにアニメ化やコミック化もされています!
フィールドワークでの経験を通して描かれる、自然や動物たちのリアルな描写は、目の前にその光景が広がってくるかのよう。食事のシーンなども丁寧に描かれていて、ついついよだれが……。ちなみに、「守り人シリーズ」に出てくる食事を再現したレシピを紹介する「バルサの食卓」(新潮社)なんて本も出ているんですよ!
上橋さんの作品は、性別や年齢を問わず、幅広い層に愛されています。小学校中学年くらいから読むことができるような読みやすいものが多いので、「本は読みたいけれど活字が苦手」なんて人にもオススメ。

2016年には「守り人シリーズ」が綾瀬はるかさん主演で、NHKからドラマ化することも決まっているそうです。次回作も楽しみですね♪

(目良シンジ+ノオト)

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