思わず誰かに話したくなる! イースター島のモアイに隠されたほっこりいい話

思わず誰かに話したくなる! イースター島のモアイに隠されたほっこりいい話

【世界絶景旅 vol.5】
青空の下、凛とした姿でたたずむ「モアイ像」。みなさんも写真やテレビなどで一度は目にしたことがあるのでは?

このモアイに会えるのが、南米・チリ領の太平洋上に位置するイースター島です。

島内に約1000体のモアイがあるといわれていますが、きちんと立っているモアイはたったの40体ほど。一体なぜ?
そもそもこれらのモアイが造られた目的は宗教的なお祭りのため、と推測されています。ただ、その昔、島で人口爆発が起こり深刻な食糧不足に陥った後、部族間で耕作地域や漁場を争って、モアイ倒し戦争が起こったといわれてます。

モアイは、目に霊力が宿ると考えられていたため、相手の部族を攻撃する場合、守り神であるモアイをうつ伏せに倒したんだとか。
そんな状況の中、「AHU TONGARIKI(アフ・トンガリキ)」と呼ばれる、15体のモアイが整然と立ち並ぶスポットがあります。
そして、実はこの15体のモアイの修復・復元に手を貸したのが、とある日本企業なのです。

1988年秋、TBSの番組「世界ふしぎ発見!」で、イースター島のモアイが特集された時のこと。「クレーンがあれば、モアイを元通りにできるのに……」と話すイースター島の前知事の言葉を聞いて、テレビを見ていたクレーン会社・株式会社タダノの社員が社長に相談しました。

それから4年経った1992年。タダノは1億8千万円の費用をかけて、15体のモアイの修復に尽力しました。
モアイ像にそんな秘話があったとは驚きですね。こうした歴史が、チリ(イースター島)と日本の友好関係に繋がり、東日本大震災後には世界で初めて、イースター島の石で作られたモアイ像が、チリ政府より宮城県の南三陸町に寄贈されました。

ラパヌイ語で“未来に生きる”という意味を持つモアイに会える、イースター島。新婚旅行など人生の節目のタイミングにぜひ行ってみてはいかがでしょうか?

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