「好き」の肥大化注意! 遠距離恋愛がうまくいかない理由

「好き」の肥大化注意! 遠距離恋愛がうまくいかない理由

【世界婚活こぼれ話vol.07】
【前回までのお話】
片思いばかりで、恋が実らない私。そんな生活に嫌気がさしたある日、仕事を辞めて思い切ってN.Y.で遊学することにしました。そこで暮らしていくうちに、なんと私にも韓国人の初彼が!

しかし幸せの日々も続かず、彼はビザが切れてしまい国に帰ってしまいました。初めての彼氏と遠距離恋愛……。会いたくて我慢できず、単身韓国に乗り込んだけれど、彼の変貌や文化の違いが受け入れられなかったのです。

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これまでお話してきた通り、ニューヨークで出会った私の人生で初めてできた韓国人の彼氏。その後、彼はニューヨークから韓国へ、私はニューヨークから韓国に会いに行ったあと日本に帰国。結局、遠距離恋愛が続くことになったのでした。

しかし、ニューヨークと韓国の距離に比べたら、韓国と日本は随分距離が縮まって安心していました。

でも、遠距離恋愛に変わりはないんですよね。この時の寂しさが、記憶のすみに残っているので、今でも「遠距離恋愛」という言葉を聞くと、苦く、重い気持ちになってしまいます。

さらに、恋愛に慣れていない私は「遠距離」のせいで、ますます負のスパイラルにはまっていったのでした。

一体それが、どんな「負のスパイラル」だったかというと、

「彼からの連絡を待つのは、いつも私」
「韓国にいる彼に会いに行くのも、いつも私」

だったということです。

25歳でようやく恋愛スタートした私は地面に顔が付きそうなくらいな勢いの前のめりで「あなたのためなら、私はなんでもできるから!」という動きをとってしまったのです。

貯金が貯まったら、韓国へ行くの繰り返し。彼が私に会いに日本に来たことがありますが、それはたった一度だけです。

それでも、私の生きる目的は「彼に会いに行くために」になり、それがあったからこそ仕事にも精を出せていたのでした。

でもこれ、結構危ない状況です。 今なら本当にダメだってわかります。完全に恋愛に慣れていない「サゲマン」的な行動なのです。

彼は「彼が全ての私」ということをわかっているし、私の想いの上であぐらをかいていました。

2人の間の引力が、私ばかり強くなっている状態では、遠距離でなくたってうまく行くはずがありません。それが遠距離で起きてしまうと、より際立った形に現れて、彼をいい気にさせるばかり。

彼はさらに連絡をしてくれなくなるし、日本に会いに来る努力を削がせてしまったのです。

遠距離は、お互いの存在を感じられない空間で、相手のことを考えたりする時間が多くなります。だからこそ、恋しい気持ちは強くなる……のですが、2人の思いの引力が「等しい」もしくは、「彼の方が強い」状態でないと、私にとってはずっと幸せではないことがわかりました。

追いかけることが楽しくて、彼を支えられて幸せ、という女性は別かもしれません。

恋愛のスタイルに正解はないけれど、特に遠距離恋愛の時はこの「2人の引力のバランス」は本当に大切だと思います。

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