現代人の疲れた心をリセットする「高野山カフェ」で心身ともに浄化されてきた

現代人の疲れた心をリセットする「高野山カフェ」で心身ともに浄化されてきた

癒されたい人、必見です!
多忙な現代人は、心を休めることを忘れがち。横になりながらカラダを休めたつもりでも、スマホ片手にSNSをチェック……なんてことをしていたら、心の休息にはなりません。たまには心のおりを洗い流して、心身ともにリフレッシュすることが大切です。

そこで今回お邪魔したのが、東京・高輪の高野山東京別院で行われる期間限定の人気イベント「プチ・高野山カフェin東京別院」です。

ここでは僧侶直々のありがたい指導による阿字観(瞑想)体験を行って精神を落ち着かせたり、肉や魚を使わない精進料理を食べてカラダの内側からキレイを目指したりと、まさに現代人にピッタリな体験ができちゃいます。

都内にいながら貴重な体験ができるとあって、原稿の締め切りラッシュに襲われ、疲労困ぱいの筆者も早速体験しに行ってきました。

■高野山って?

そもそも高野山とは、和歌山県に所在する世界遺産で、真言宗の総本山・聖地とされています。

海抜900mもの峰々に囲まれた山上にあり、四季おりおりの絶景が見られる他、辺り一体にお寺や神社が連なっているため、「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」(平成21年版)で、神秘の訪問先として三ツ星評価を得たこともあるのだとか。

そんなパワースポット・高野山の一部を体験できるのが、この「プチ・高野山カフェin東京別院」というわけなのです。

■まずは「阿字観(瞑想)」体験!

都内とはいえ、かなり静かな場所に位置する高野山東京別院。本堂に入るなり、高い天井と広い空間、そして荘厳な雰囲気に圧倒されました。身を清めるための塗香を振りかけてから座ります。

高野山の魅力についてお話を聞いた後、いよいよ「阿字観」体験。座禅しながら、時々後ろから思いっきりシバかれるのかと思いきや、膝を崩しながら僧侶のありがたいお話を聞くことから始まりました。

「瞑想のコツは、瞑想をしようとしないこと。瞑想をしようと考えてしまうほど、無意識になることは難しいものです。ずっと長い時間、何もしない状態を作ると、気が緩んで意識が内側に向き、瞑想状態になれます。慣れるとすぐにできるようになりますよ」(僧侶)

そのためには心拍数や呼吸のリズムを整えることから始めるといいそうです。

手っ取り早いのは、あぐらをかいているお釈迦様のポーズを真似すること。お釈迦様の形は物理的に手・足先と心臓までの距離を縮めるため、呼吸が落ち着くそうです。
こんな感じ。

背筋は伸ばしつつも、気持ち前屈みになることで、より効果的なのだとか。確かに呼吸が楽だし、体勢的にもキツくありませんでした。

この後、体に無理のない動きで体を温める動きを行い、呼吸法を習いました。

下準備を終えたところで、いよいよ5分間の阿字観体験がスタート。お釈迦様のポーズのまま軽く目をつむり、無の境地へ向かっていきます(決して寝ているわけではありません)。
体をほぐした後なので、心地良い疲労感が襲ってきました。意識はぼんやりとした感じ……。

瞑想するには、余計なことを考える暇を与えないことが大切なのかもしれません。適度な運動後に瞑想するのは理に適っているのでしょう。

■待望の精進料理を食す!

阿字観体験を終えた後は、奥書院で精進料理タイム! 高野山名物の「胡麻豆腐」をはじめ、肉に見立てた「車麩照り焼き」や「さしみ蒟蒻」、旬の野菜など、ヘルシーながら味わい深い内容となっています。
胡麻豆腐のクリーミーな味付けで満足感が得られるほか、さまざまな食感を楽しめるように品数を増やして飽きさせない工夫などがみられました。肉や魚、卵などの動物性タンパク質がなくても、こんなにおいしくいただけるものなのですね!

また、この時一緒に出された「竹清水 高野 有機竹茶」も、かなり美味! 竹から作られたお茶なのですが、ほうじ茶とはまた違った香ばしさが感じられ、独特の風味でとても病みつきになりそうでした。

■高野山産品も買えちゃう!

胡麻豆腐を買うこともできますし、今話題の「御朱印帳」も販売しています。種類も豊富なので迷ってしまいそう。本格的な数珠もあるので、ここで高野山へ行く下準備を整えることもできちゃいますね。

あっという間に体験が終わって、同院を後に。いつもなら取材後疲れてヘトヘトな筆者ですが、今日はなんだか体が軽い。非日常的な体験をすることで、いい気分転換ができたようです。時間があれば、ぜひ高野山に足を運ばれてみてはいかがでしょうか。


(藤田佳奈美+ノオト)

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