モラハラ男の手口をチェック! ひっかからない方法とは?

モラハラ男の手口をチェック! ひっかからない方法とは?

石井弁護士のサラリ交渉術vol.01
芸能人のモラハラ発言を聞いては「最悪!」「早く別れなよ」と言っているみなさま。ホントにひどい話ですよね。

でもこれ、他人事じゃないですよ。

「やさしかった彼が結婚したら豹変した」なんて話は、いくらでもあります。モラルハラスメントの被害を避けるために、モラハラ男のことをちょっとだけ知っておきましょう。

まず、モラハラ男は、あなたと違う人種であるということを理解してください。

世の中の人は2種類に分けられます。「モラハラをする人種」と「それ以外」。そんな感じです。

モラハラ男は、パートナーを傷つけても罪悪感がありません。「罪悪感? なにそれ?」って感じなわけです。

そんな性格なので、彼らとコミュニケーションを取ろうとしても、拒否されます。あなたの考えているような話し合いは多分ムリです。

被害を受けやすい人は、どういう人かというと、彼らの逆。「罪悪感を持ちやすい人」です。何でも「自分が悪い」と考えがちな人は、モラハラ男に捕まりやすいので気をつけて。

モラハラ男は、相手を「敵と味方」「良い人と悪い人」のように、真っ二つに分けて捉えます。支配していた相手が逃げようとした途端、「敵になった」と判断して、攻撃してきます。

その時、あなたに罪悪感を与えるような発言をしてきます。しかし、そこで議論するのはNG。うまくサラリとかわして、逃げる準備をしましょう。

「オレを見捨てるのかよ?」

たとえば、彼からの「お金を貸して欲しい」との頼みを断った時のこんな言葉。

ただ単に断ったという事実があるだけなのに、あなたが悪人であるかのように言ってくる。これは、「見捨てる」が、いい・悪いという評価を含んだ言葉だからだ。

(出典 : 断ったら大げさに責められたとき/『めんどうな人をサラリとかわしテキトーにつき合う55の方法』)

「見捨てるのか」という大げさなことを言われて責められたとき、この評価を前提にするのは危険だ。「見捨てるわけじゃないけど……」と相手の評価の土台に乗ると、「じゃあ、応じてくれる?」と、断った話が蒸し返される。

(出典 : 断ったら大げさに責められたとき/『めんどうな人をサラリとかわしテキトーにつき合う55の方法』)

ベストは評価を帳消しにし、事実に戻させることだ。あなたがしたことは、ただ断っただけである。それをそのまま伝えればいい。何なら「断っただけだろ? 大げさだな」と、こちらの評価をつけて返すのも有効だ。

(出典 : 断ったら大げさに責められたとき/『めんどうな人をサラリとかわしテキトーにつき合う55の方法』)
もし、モラハラ男と言い合いになってしまった時は、誘導されないように気をつけましょう。彼らは、「あなたが悪い」という方向に誘導してきます。

「オレの言ってること、間違ってるか?」

こちらも相手を誘導する言葉。こんな聞き方だと、間違っていても、普通は「そうじゃないけど……」とつい否定してしまいます。質問が、否定されたがっている形をしているからですね。

「オレなんかダメだよな」「どうせオレが全部悪いって言いたいんだろ?」

こんなことを言われたら、否定しないと、いかにも自分が悪い人みたいじゃないですか。

しかし、これがワナです。空気を読みすぎちゃう「いい人」が引っかかります。

モラハラ男と議論するのは時間のムダなので、誘導に乗らずにかわしておくのがベストですが、どうしても意見を言わないといけない時は、他人の意見として伝えると良いかもしれません。

「間違っている」とダイレクトに伝えてもいいが、そうすると相手が交渉に応じてくれる可能性が低くなってしまう。このような場合、「世間は間違ってるって言いますね」とか「裁判所では」と第三者の判断を前提にして、正直に伝える。相手を動かさなければならないときは、世間や第三者の考えを出して、「自分と相手」対「第三者」という構図を作り出したほうが、話が進みやすいのだ。

(出典 : 相手が自分を正当化してきたとき/『めんどうな人をサラリとかわしテキトーにつき合う55の方法』)
「うちの親がおかしいって言ってる」「友だちはそう言ってる」とかわして、誘導から逃げましょう。

他人を変えるのはムリですので、くれぐれも「彼を何とかしなきゃ」なんて考えないようにしてくださいね。


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