25歳で初めて彼氏ができるまで、片思いをこじらせました

25歳で初めて彼氏ができるまで、片思いをこじらせました

【世界婚活こぼれ話vol.02】
あなたの初めての彼氏は何歳の時にできましたか? まだこれからという人もいるかもしれませんね。

今でこそ私は「ラブジャーナリスト」なんて肩書きで執筆業を営んでいますが、私に人生初めての彼氏ができたのは25歳の時でした。

それでも「ラブジャーナリスト」と肩書きを書いた名刺を初対面の方に渡すと、恋愛経験が豊富な人、まるで「SEX and The CITY」の主人公、キャリー・ブラッドショーのように思われてしまうのです。

いいえ。私は25年間、ずーっと片思いばっかりでした。 ある片思いをしていた時、道を歩いているとひどい手と口のしびれを感じたと思ったら、目の前が真っ暗になったことがありました。恐ろしくなってすぐに脳外科に駆け込んだのです。

病院で検査を受け、ドキドキの結果……先生によると「若い脳はきれいだね〜。異常なし!」と、1分未満で診察終了。
この事件が起こった原因は、あまりにも片思いの気持ちが抑えられないのに、無理に抑え込もうとしたせいでシビレがきたとしか考えられません。恋の病が脳にまで異常をきたしたのだと今でも信じています。この時に、LOVEというのは人間の体にも関わるとんでもないものだと実感したのでした。

大学生時代、一度も両思いになることもなく、恋愛をどう始めたらいいかわからないまま社会人になりました。初めての就職先は、テレビ番組の制作会社。昼も夜も関係なく、家に帰れない、シャワーもいつ浴びられるかわからないという労働環境。

その時の私の服装はというと、ヨレヨレのTシャツに、いつでも走れるようにスニーカー。機能性を重視した何でも入るユニクロの肩掛けバッグ。ついでに精神的にストレスを感じていたからか顔のあごラインには大きなニキビが帯状でできており、皮膚科に行けども治らない醜い形相だったのです。

毎日、生きることだけで必死な労働環境で、恋なんてほど遠い生活……。

当時片思いしていた男性に、なんとか仕事の空き時間を見つけて会ったとき第一声で「AD(アシスタント・ディレクター)って感じの格好をしているね(笑)」と言われたことがありました。

つまり、彼は私のことを女性として見てくれていないことが明らかなコメント。でも当時は彼に会えたこと、なんでも良いから話をしてくれたことがうれしかったのを覚えています。

そんな私に彼氏ができたのは、キッパリとテレビの仕事を辞めてNYへ遊学をしに行った時でした。仕事を辞めた途端にニキビは消え去り、人生25年目にして、化粧やスカートデビューをし、彼氏もできる転機となったのです。

次回はNYでようやく女性としてスタートした私の人生と、彼についてお話ししようと思います。


<プロフィール>
中村 綾花(なかむら・あやか)
ラブジャーナリスト/ライター。1980年生まれ。福岡県出身。2010年、「世界婚活」プロジェクトを始動。世界各国の恋愛や結婚事情を取材しながら自身の婚活を行い、2012年晴れてフランス人と結婚。現在はパリにてLOVEを調査&発信中。

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